東京都在住の方で、お亡くなりになられた弟様から相続された資産の売却相談を受けました。
現地調査の際に古家があったのですが、建物の老朽化が激しかった為、まずは建物の解体をご提案しました。
また、相談者様自体が相続された資産についてわからないことが多かった為、町役場を中心にライフライン等の調査を行った際に、気になる点があった下記のことをご説明させて頂きました。
①住宅を建築する際に、前面道路に上水菅はあるが、敷地内に配管されておらず井戸水を生活用水にしていること。
②住宅を建築する際に、都市ガスの引込がなく、プロパンガスもしくはオール電化対応の物件になること。
③埋蔵文化財包蔵地内の為、買主様が建物を建築する際には事前に役場への申請が必要になること。
④市街化調整区域の為、買主様が限られてしまうこと。
⑤完済済みにも関わらず、金融機関から抵当権が設定されていること。
弊社の売買査定金額と売主様の目線がほぼ同じであった為、直ぐに売買活動を開始しました。
並行して売れる土地に仕上げるために、解体業者の選定・解体工事・抵当権抹消登記・滅失登記を行い、近隣の方に売却することが出来ました。
コロナウィルス禍での、売却活動・状況報告など丁寧な対応が出来た点を高評価して頂きました。